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今日は税効果会計の将来加算一時差異を勉強しました。
今期は法人税の加算がないが、次期以降に加算されるものです。あまり多いケースではないらしく、国庫補助金を使った固定資産購入での積立金処理くらいだそうです。

国庫補助金の30%を掛けた額を損金不算入にして、取得した固定資産の減価償却と、税務上の取得価額(固定資産本体から国庫補助金を引いた残り)の減価償却との差(30%だけ)が、期末に法人税等調整額と繰延税金負債が計上されるというものでした。
あと、国庫補助金の70%は繰越利益剰余金から圧縮積立金に積み立てて、先ほどの減価償却のとの差(70%)を毎期末に振り替えて積立金を減らし、最終的には全部取り崩すことになります。いろいろとややこしいです。。。

昼間は退職給付会計の問題を解きました。これも忘れていることが多いです。


国庫補助金300 機械装置900 減価償却:定額法 耐用年数3年 残存価額ゼロ 圧縮記帳 積立金方式 法定実効税率30%

現金預金 300/国庫補助金収入 300  :国庫補助金入金
機械装置 900/現金預金 900     :機械装置購入
法人税等調整額 90/繰延税金負債 90  :国庫補助金の30%を調整
繰越利益剰余金 210/圧縮積立金 210  :国庫補助金の70%を積立
減価償却費 300/機械設備減価償累計額 300 :機械装置の減価償却
繰延税金負債 30/法人税等調整額 30:会計上の900の減価償却(300)から税務上の600の減価償却(200)を引いた差の30%
圧縮積立金 70/繰越利益剰余金 70 :会計上の900の減価償却(300)から税務上の600の減価償却(200)を引いた差の70%