5/22 今日の勉強

資産除去債務について。固定資産を取得するにあたって有害物質や除去時点で除去費用が必要な場合は、あらかじめ固定資産の取得価額に加えないといけません。
除去費用を割引現価で計算して資産除去債務として負債に計上し、同額を固定資産の取得価額と一緒にして計上します。減価償却するときは固定資産+除去費用も一緒にして、耐用年数でゼロとなります。さらに利息費用を毎期計上し、その額を資産除去債務に加算していく、耐用年数が来るときに資産除去債務が積み上がる仕組みです。
まあ、途中で除去費用が高くなることが分かったら、その時点の割引率で、増えた分だけを割引現価で計算することになります。逆に値下がりしたら、当初の割引率で計算します。
で、これを税効果会計すると、資産除去債務は税務上負債計上できないので、将来減算一時差異で30%を繰延税金資産として計上し、除去費用は税務上資産計上できないので、将来加算一時差異で30%を繰延税金負債となります。繰延税金負債に計上した方は減価償却で毎期減算していき耐用年数でゼロとなり、繰延税金資産の方は毎期割引率を掛けます。
どこかの計算を忘れてしまいそうです。。。