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今日も外貨換算会計の続きです。
私の法人も外貨の有価証券はメインでやっていますから、かなり興味があります。為替にもHR(取得時の為替相場)CR(決算時の為替相場)AR(期中平均相場)といろいろ出てきます。
外貨建売買目的有価証券はやはり時価評価。
外貨建その他有価証券は円建てと同じく洗い替え。全部純資産直入法は繰延税金負債繰延税金資産とその他有価証券評価差額金で処理。部分純資産直入法は評価益が出る時は全部純資産直入法と同じですが、評価損が出ると、投資有価証券評価損に振り替えるのと、繰延税金資産法人税等調整額に振り替える必要があります。
一番楽なのは外貨建関係会社株式で、ほぼ何もしないで済みます。
外貨建満期保有目的債券は外貨建でも償却原価法をする場合は外貨建(AR)で償却減価を計上します。外貨償却原価をARで計算した償却額が有価証券利息となり、外貨償却原価とCRで総額を計上してARの償却原価と取得原価を引いたものが為替差損益となります。
減損処理は外貨で行います。