バブルの頃2

最初の会社を辞めて、今度はソフトウェア開発の派遣会社に就職しました。
その頃はこの業界は売り手市場で、仕事が有り余ってる状態でした。たくさんの求人があり、どこも人手不足で、派遣での仕事もかなり高給でした。私は未経験だったし、派遣といっても雇われてる会社から月給をもらっていたので、給料はたいしたことなかったですけどね。土日も仕事で、毎月の給料がボーナスほどもらうって人もたくさんいましたし、残業は当たり前でした。

私が高校を卒業した時は大卒の初任給は15万だったのが、数年で18万くらいになってました。ですから前年に入社した人よりも、初任給が高くなるという現象も起きました。企業側も学生を採用するのにあの手この手を使ったようです。中小企業はなかなか学生を取れないのでさらに高給にしたみたいです。企業によっては車をプレゼントしたり、海外旅行をプレゼントしたりあったほか、研修という名目で学生が他企業に応募できないようにすることもあったみたいです。
その頃は派遣先の社員から馬主になったという話を聞いたりしてました。業種的に20代の人が多かったですから、馬主という話を聞いてビックリしました。結局複数の人で1頭の馬主になるというものだったみたいです。その後儲かったのかどうかは不明ですけど(^^;