商品先物取引講座

今日は初めて商品先物のセミナーに参加してきました。ドットコモディティ主催で、参加者は約50名でした。講師は商品先物トレーダーの松下 誠さんでした。お土産としてもらったのは扇子で、なかなかセンスがあります(爆)おまけに側面にドットコモディティの名前入りです(笑)ボールペンをもらうよりもずっと気が利いています。
今回のセミナーはとても勉強になりましたし、面白かったです。なぜかというと、参加者も参加タイプのセミナーだったのです。順番に当てられていくので、ちょっぴり緊張しながら話を聞いていました(笑)
参加者の全員が投資経験者で、商品先物をやってる人は約2割、株・為替を取引してる人は多くいました。
松下 誠さんのお話は「投資で失敗しない7つの法則(あなたの投資資金を守るための心構え)」でした。松下さんは投資を始めて2年間で1500万の損をしたのですが、現在はかなりパフォーマンスを上げています。どうやったのか?というのがお話の内容です。
○はっきりとした目的を持つ
目的は何でもいいので目的を持って投資すべきだってことです。はっきりとした目的を持っていると、感情的になることが少なくなり、損失に対して強くなれるのです。損を出しても、はっきりとした目的があると、目先の小さいことにくよくよしなくなるという利点があるのです。
○上手に損をする
損失を小さく確定できたら、資金を保ち、投資をつづけていくとこができるのです。そして、そのためには取引を開始する前から、損失を決めておけば良いということでした。
ちなみに、出席者のうち、損切りをきちんと実行してる人の挙手を求められたところ、2人しか手が挙がりませんでした。正直、これだけ損切りできる人が少ないってことで、投資ではほとんどの人が損をしてるというのをあらわしてると思いました。
○小さく取引する
自分でコントロールできる取引量にしましょうということです。レバレッジをかけすぎないように気をつけないといけませんし、ボラティリティを考えてポジションの大きさを決めないといけないようです。
○ルールを作る
投資をする時には、自分でシナリオを描き、そのとおりに投資をやって様子を見、検証し、それに対応すること。自分なりのルールをたてることです。
○人に聞く
人に限らず、セミナー・講演会・本などを読んで勉強すること。
○取引に学ぶ
○継続する
経験することは力になりますとのことでした。
決して、商品先物を始めなさいというわけではありませんでしたし、どんな投資に対しても同じように気をつけるべき点を強調されました。商品先物は危険といわれますが、損失に対する対応ができなければ、何をやっても損するだけになってしまうのです。要は、損失を限定することにより、株であろうが、為替であろうが、商品先物であろうが関係ないのです。なんとなく、軽く背中を押された気分です(笑)
ところで、セミナー後に質疑応答の時間が設けられていましたが、ガソリン(だったか)の鞘が逆行したので売りづらいとか、鞘が狭まるまで待ってるだとか、質問がありましたが、私には???でした。どうして鞘が逆行するのか分からない。。。ガソリンの値動きは1日1100円にもなるそうで、1枚持てば、11万くらい評価が上がったり下がったりするらしいです(^^;かなりの資金量がないとツライ商品のようです。それでも華やかなイメージがありますからねぇ(笑)