川口一晃氏 テクニカル分析セミナー

今日も昨日と同じ外貨EXのセミナーに参加してきました。川口一晃さんを拝見するのは、前回田中貴金属のゴールドセミナーに続き、2回目となります。昨日のファンダメンタルのセミナーでは難しい経済指標を分かりやすく解説されましたが、今日の講師もテクニカルについてとても分かりやすく説明してくださいました。特に初心者もいたために、かなり易しめの説明でした。
テクニカル分析にはトレンド系とオシレーター系の2つがあります。トレンド系は流れに乗るため、オシレーター系は売られ過ぎ・買われ過ぎを判断するためのものです。
時系列トレンド系・・・移動平均パラボリック等・・・
時系列オシレーター系・・・RSI、ストキャスティクス等・・・
時系列その中間のもの・・・エンベロープ、MACD、ボリンジャーバンド
非時系列トレンド系・・・カギ足、新値足、P&F
出来高系・・・ボリュームレシオ
その他・・・一目均衡表、フェボナッチ、ペンタゴンチャート
こういった中で、MACD・ペンタゴンチャートに焦点を当てた解説でした。
MACDは移動平均に当日の終値を2回加算されたものだそうです。これにより、過去のデータではなく、現在のデータに重心を置いた予測が可能になります。そのままだといびつな線になるので、MACDを平均化するために均したものがシグナルです。MACDがシグナルを下から抜けた時が買いシグナル、逆にMACDがシグナルを上から抜けた時が売りシグナルです。ただし、方向感が無い場合は役に立たない。大きなトレンドを掴んで売買する時にはかなり正確に表れます。
ペンタゴンチャートは、黄金分割である五角形を使ったチャート分析です。黄金分割はこの世に存在するもので、最も美しいと感じる比率です。人間の身長を1とすると、足元からヘソまでの高さが0.618となるなど、自然界でも多くがこの比率になっているようです。これにより、チャートでも、どのくらいまで株価が騰がるか?どのあたりで下げ止まるか?という予測がつきます。もともと、ペンタゴンチャートは為替と相性が良いようですが、株や商品でも活かせるようです。ただ、ペンタゴンチャートの基点を合わせるのが私には難しそうなのですが。。。