ラジオNIKKEI なにわのファイナンシャルBOX

今日は久々に会場でのセミナーです。
第1部 「杉村富生の相場道の極意 2006」
もうすでに十分上昇した相場なので、上値は大きいと見ない方が良い。短期的には5月に高値をつけ、それから調整になるでしょう。巨人が強いが、過去に巨人が優勝した年の株式相場は悪く、阪神が優勝した年は堅調なので、巨人が負けるように祈りましょう。いろいろと銘柄を言われたのですが、ほとんど覚えてません。別に買う気がなかったからなのですが(^^;
第2部 「星野明康&吉田 亘&野崎由香理のあんな投資・こんな投資」
吉田氏は為替、野崎氏は商品担当です。まず、商品は、投機筋が再び買い転換していて、NY原油は70ドル台になりさらに上もありえる。地政学的リスクと需要のピークが近づく為。新エネルギー法によるガソリン規格の変更が精製コストの上昇と供給ペースに影響を与える模様。
NY金は600ドルを突破。850ドルを目指すとの予測も。それには金のETFが大きく影響していて、ETFの残高が上昇し、それにより金価格も上昇。年金などの機関投資家の参加により、売買よりも買いもちが増えたこと。産出国の供給限界、資源国中央銀行が売りから買いに転換してること。世界的な金利引上げによるインフレ懸念など。東京金も87年来の高値を更新。
次に為替。アイスランドは市場が小さいために、ヘッジファンドの影響で数年で株価が4倍になったが、今年に入って大きく下落、それで損を出したヘッジファンドポーランドなどの新興国の株を売り、そこの株価が暴落、それで損を出したヘッジファンドが高金利通貨のオセアニア通貨を売り始め、それにより損を出した日本の投資家が売ったためにさらに下落・・・というふうに下落スパイラルが起きたために、世界的な金余り状態から、先進国の金利上昇でお金が回帰を始めた。これからは高金利通貨を手がけるのは気をつけないとまだ下落の可能性がある。つまり、実際の経済の水準とかけ離れた状態まで買われていたのですが、そのプレミアムが剥がれて暴落してるということです。米ドルはまだ数回の利上げが予想されているが、そのうちに利下げに転じるであろうから、その時に相場に大きく影響するでしょう。ただし、過去に比べて利率の水準は低いのですぐに利下げになるとは考えにくい。逆にこれから利上げのある通貨を買いましょう。
第3部 「これで勝負!厳選銘柄パネルディスカッション」
北浜隆一郎氏、あいはら友子氏、野崎由香理氏、植木靖男氏によるパネルディスカッション。それぞれに2銘柄を推奨。これもメモをとってないので覚えていません。何のために話を聞いていたのだろう(謎)
今回も金価格と為替を当てるクイズがありました。5/1の先限の金価格の予想は確か・・・2383円くらいにしたような気がする。米ドルは117.54くらいにしたかな。金がこれだけ上がると予想するならこの前利食いしたのは間違い?(笑)