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今朝の日経新聞に、松坂投手獲得に約60億円出したレッドソックスのオーナーのジョン・ヘンリー氏のことが載っていました。若くして父親を無くし、広大な農地を残され途方に暮れ、自分の大豆の値段が決まる仕組みに興味を持ち、図書館にこもって19世紀からの相場を調べ上げるうちに商品相場の魔術の虜になったそうです。投資の秘訣については「誰も将来など予測できない」と冷めています。難解な数式や攻撃的な投機にも打って出ません。彼の運用術の神髄は、短期の乱高下は気にせず、ひたすら相場の大きな流れに乗る「トレンドフォロー」です。彼は先物投資家の視点から松坂投手に買いを入れたのでしょうね。
私が株を始めた頃は優待銘柄ばかり買っていましたが、そのうちに売買をするようになりました。週足チャートブックを買って、好みのチャートの銘柄を売買していました。私もその頃からブレイクアウトが大好きでした。基本的に逆張りはしません。これから上がる見込みがなければ買いたく無いし、下がってる途中のものを買う気にはなれません。
2003年春〜や2005年夏〜はまさしくトレンドフォローで買っていたら大きな利益が得られた相場です。今年は同じく売りで大きく儲けられたはずです。トレンドには逆らってはいけないです。割安感や割高感だけで売買するのは危険だと思います。
それが、FXを始めてスワップが貯まってくると、売買しなくてもいいやーと思えるようになりました。何もしなくてももらえますからね。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、積極的に売買しようとは思えなくなりました。今年前半は商品先物も結構積極的にやっていたのですけどねー。FXと入れ替わるように重心が変わってしまいました。
来年はまた少し売買もやろうかなーと思ったりします(笑)
ところで、この前発表されたGDPが思いがけず良かったわけですが、個人消費が悪いのは給料がほとんど上がっていないせいだと言われています。それで経済格差が広がっている理由として考えられるのは、投資をしているかどうか?だと、どこかで読みました。私の同僚はだいぶ年上なのですが、投資を一切やっていないせいで、年収ベースでは私の方が多くなりそう。あまり給料に固執せずに、自分で殖やす努力をしないと厳しい世の中です。