8/18 これからどうしようかな?

昨日FRB公定歩合中央銀行が金融機関に対して貸し出す際の金利)を0.5%下げたらしい。これを受け、NY株は233ドル上昇。また、欧州株も上昇しています。ちなみに、FF金利(銀行が一時的な資金の過不足を調整するために相互に貸し借りする際の金利)は据え置きです。
さあ、これでこのサブプライム問題が解決したか?というと、疑問です。また、新たに飛び火して混乱することは十分に考えられます。為替も一旦は円高が止まりましたが、これから円安に向かうか?というと、これも疑問です。
16日の夜の相場は軒並み6円くらいの円高が進みました。17日のポンドなんて、229〜219のレートを付けています。1日で10円動く相場です。円買いを仕掛けている向きもいるとかで、ボラティリティが大きく、簡単にポジションを持つのは禁物です。日経新聞にも書いてありましたが、今後外貨建ての投資信託の解約が増える可能性があるとのこと。
あるFXの業者で口座開設しようとした時に、リスクに関する書類にチェックさせられました。それは、98年だったか?ドルが2日で20円下がったことがあることが書かれていました。その時は、「昔はこんなこともあったんだー」と思いましたが、今でもそれくらいの値動きがないとは言い切れないと思いました。ちょっと考えすぎかな?(笑)
ともかく来週は日銀の金融政策決定会合があります。今月利上げがあるとは思っていませんが、ないと決め付けるのも恐い。この混沌とする相場の中にいると、一旦リスク資金を引き上げようかという気にもなります。お金を減らさないことも重要だと思います。ちまたでは今がチャンス!と考えている人も多いようですが、本当の底はそう言う人さえ恐くなる頃です。買い場だと思うときはまだ買い場じゃないと思っているのですが、さてどうなるでしょうか?!当然ここが底であって欲しいですねー。