11/26 租税法概論のスクーリング

テキストが難しかったので、スクーリングは直接説明が聞けて良かったです。
どちらかというと消費税法の説明が結構多かったように思います。この中で、非課税売上が5%を超える、病院や不動産会社の仕入税額控除のことが話題に上りました。
非課税売上の仕入税額控除は売上げに占める課税売上高の割合によって決まるそうで、非課税売上が多いと仕入税額控除がほとんど認められないために、消費税が持ち出しになるということでした。
本当は、仮受消費税 - 仮払消費税 = 支払うべき消費税なのですが、仮払消費税部分が引けないという問題です。
課税売上である自由診療の部分はちゃんと仕入税額控除ができますが、保険診療の場合は不当に持ち出しになるため、病院経営を圧迫しているということでした。
https://www.med.or.jp/dl-med/doctor/report/zeisei/pamphlet2.pdf
他にもいろいろと事例を説明して頂き、気を付けないといけないことがたくさんあることが分かりました。
消費税の課税業者が、たまたま非課税売上が1000万を超えなかった2年後は非課税業者になるが、非課税業者が、たまたま課税売上が1000万を超えた2年後は課税業者になるとか。。。
税金の申請期限は絶対に守らないとペナルティがあるとか。。。

それにしても、受講者の中には税理士志望の人がいて、大学院への進学を考えている人もいました。こんな中で、良い点を取るのは相当難しそうです。