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FPとの面談の結果、紹介された金融商品が、メットライフ生命の「サニーガーデンEX」と「ビーウィズユープラスⅡ」です。
「サニーガーデンEX」は定期支払金があるタイプと積み立てるタイプがあります。説明の中では定期支払金の税制は一時所得ということだったのですが、持ち帰ったパンフレットを確認すると雑所得でした。

雑所得の必要経費は、定期支払額×一時払保険料相当額÷(定期支払金受取予定総額+死亡保険金額)
定期支払金受取予定総額は1回目の定期支払額×1回目の定期支払日における被保険者の余命年数ということです。
例)契約年齢:60歳・男性・1回目の定期支払受取時の年齢:61歳・余命年数:18年・一時払保険料の円換算額:1000万・定期支払金の円換算額:30万円・定期支払金受取予定総額:30万円×18年=540万円
必要経費=30万円×1000万円÷(540万円+1000万円)= 30万円×0.65=19.5万円

また、申し込み時に一括して保険料を納付するので、一時払保険料は当該年のみ一般生命保険料控除の対象となります。

今申し込むと年利は3.89%なのですが、10年間の定期支払額は2839.62ドルとなっています。
これを円で受け取ると、50銭の為替手数料が必要です。

ちなみにこの商品は10年の利率保障期間があるのですが、その後は10年毎にその時の水準に変更されるので、不動産投資でよくある一括借り上げと同じ仕組みです。
10年単位以外での解約は手数料が発生します。

メリットとしては、生命保険金は遺産の枠外なので現金化がスムーズ・渡したい人を指定できる。
相続税の非課税枠があること(500万円×法定相続人数)

以上から、リタイア世代向けの相続税対策商品ということになります。種類では「外貨建一時払終身保険投資」です。
投資という観点では手数料が高く、パフォーマンスはそれほど良くないと思います。米国債を買う方が低コスト。