商品先物取引講座 勝つための心理学

去年夏以来の松下さんのセミナーでした。この人のセミナー受講が商品先物を始めるきっかけになったのでした(笑)参加者は40名ほど。商品先物を実際にやってるのはそのうち2割。本当は全員商品先物をやってるのだろうと思っていて、さらに踏み込んだ話が聞けると思っていたのですが、なにしろ8割は全くやってない・知識のない人なので誰にも分かるような説明がありました。
松下さんの話では、一番大事なのはリスクコントロールと資金コントロールで、これができれば、商品先物に限らず恐いものは何もない。逆にいえば、これができなければ何をやっても損をするとのことです。
リスクコントロールは、損は資金の2%に限定するなど、損切りルールを守ること。人間は本能のままに行動すると、痛みを避けて快楽を得ようとするものなので、どうしても利益は早く確定したいし、損はできるだけ戻るまで待ってしまうものなのです。(私は逆に損の確定はできるけど、利益を伸ばすのは難しく感じます)損はすぐに切り、利益はとことん伸ばさないといけないのです。
商品先物以外にも株や為替で同じように使えるそうです。
ただし2%の損切りラインまで、トヨタなら3日、
NZDなら1日、
金なら2時間かもしれないですって(^^;
資金コントロールは、損切りを2%に限定しようとすれば自然とポジションの大きさが決まるというものです。損切りラインまでの価格差が資金の2%以内になるように決めたら、レバレッジなどは問題ではなくなるとのことです。損切りの逆指値・ストップ注文は必ず入れて、損の度合いを限定しなければ利益を出せなくなります。ちなみに利益は損の3倍を目標にしましょう。
以上をコントロールできれば感情のコントロールまでできるようになるそうで、ストレスをできるだけ排除させたいものです。


つまり、銘柄の選択やいくら買うかは全く問題にならない。勝ち組がたった2割しかいないのは、上記コントロールができる人の割合とほぼ同じなのです。