5/29 今日の勉強

今日はデリバティブ取引です。為替予約、先物取引オプション取引やヘッジ取引などです。なんといか、今のところそれほど難しくないような。。。
・・・と思っていたら、忘れていただけでした。外貨建のその他有価証券の決算時の評価がややこしいことが分かりました。
〇外貨建売買目的有価証券の期末評価額:外貨時価*CR 評価損益:期末評価額-取得原価*HR 有価証券評価損益で評価
〇外貨建その他有価証券の期末評価額:外貨時価*CR 評価損益:期末評価額-取得原価*HR 
〇外貨建非上場株式の期末評価額:外貨取得原価*CR 評価損益:期末評価額-取得原価*HR 
〇外貨建満期保有目的の債券の期末評価額:
外貨時価*CR 為替差損益:期末評価額-取得原価*HR 償却原価法を適用なし
外貨償却原価*CR 償却額:外貨償却額*AR 為替差損益: 期末評価額-(取得原価±償却額)償却原価法を適用(1年目)
当期末外貨償却原価*当期末CR 為替差損益:期末評価額-取得原価*HR 償却原価法を適用なし
外貨償却原価*CR 当期償却額:当期外貨償却額*当期AR 為替差損益: 当期期末評価額-(前期末評価額±償却額)償却原価法を適用(2年目)
〇外貨建関係会社株式の期末評価額:外貨取得原価*CR 為替差損益:期末評価額-取得原価HR
〇減損処理:外貨時価*CR 評価損:期末評価額(円)-所得原価(円)投資有価証券評価損で処理

昨日工事契約のテストの記録をしておこうと思います。工事契約に関する会計基準が廃止されたから、こんな問題が出るのかどうか不明ですが、用語を忘れないように記録。
完成工事高・・・売上高と同じ
完成工事原価・・・売上原価と同じ
完成工事未収入金・・・売掛金と同じ
完成工事支出金・・・仕掛品
未成工事受入金・・・前受金
完成したら未成工事支出金を完成工事原価に振替。
工事収益=工事収益総額*当期までに発生した実際の工事原価/工事原価総額

あとは、リース取引の中のセール・アンド・リースバックの処理。買った固定資産を売却してリースするというもの。資金調達と経済的利益を確保できます。
固定資産を売却して減価償却累計額との差額を利益なら「長期前受収益」損失なら「長期前払費用」として計上し、減価償却することで、セール・アンド・リースバックを行わなかった場合の減価償却と一致します。売却ではなく繰り延べという考えです。